私が1年で野村證券を辞めた理由と葛藤について

おはようございます!

パパパーソナルトレーナーのあつしです。

本日はダイエットには関係ないことを書きます。

それは新卒で入社した大企業を1年で辞める決断をした時のことについてです。

実は今でもこの選択は私に大きな影響を与えています。

 

私の就活

2014年に就活をしていた私ですが、正直めっちゃ頑張ったとはいえません。

「これから自分がどう生きたいか」などは考えず、「年収が高い」「人気がある」「モテそう」なんて気持ちで企業にエントリーし、その企業にいかにもあいそうエントリーシートを書いて面接を受けていたと思います。

 

最初わたしは、自分が自身を取り繕って「本当の私」じゃない自分を演じていることに違和感を感じていました。そんなの嫌だし、もし内定をもらってもミスマッチになるし。

でも人間って不思議なもので、「自分に対して小さなうそをつき続けていると、次第にそれが嘘なのかわからなくなっていきました」

 

そんなこんなで私は内定をくださった野村證券へ入社をします。

 

證券会社時代

まずはじめに、

私は辞めはしましたが決して野村證券を悪い会社だとは思っていません。

激務だし、厳しいことは多いですがその分給料で還元されます。

そういう意味ではブラック企業ではないと思います。

ただ、私にはついていけなかったというだけ。

 

突然ですが、私は結構Mだと思っています。

筋トレ好きは基本Mです。

 

そして野村證券といえば知る人ぞ知る「めっっちゃきつい会社」

例は2チャンネルで「野村マソ」って検索すると沢山でてきます。

 

「昼は食べる時間がないから牛丼1分でかきこむ」

「上司からの問いかけへの返事は、はいかイエスか喜んで」

 

などなど。

実際絶対うそでしょっていう例もありました。

 

しかししかし、実際入社してみると結構2チャンネルのままのことが多くありました。

「上司の命令は絶対」

「毎日果たし状みたいな手紙を書く」

などなど。。

なんとか毎日テレアポと飛び込み営業をし、同期のなかでもまずまずの成績ではありましたがずっと頭がボーっとしている状態。

毎日1時に寝て3時半に起きる生活をしていて体力も限界でした。

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そして11月のある日、

いつも通り朝起きてもどうしても足が進まないのです。

「仕事に行く」ということに対しての拒否反応だったのかもしれません。

スマホで「仕事を休むための理由」などと検索し、その日は無理やり休みました。

 

そこで私の緊張の糸が切れました。

そこから私はもう会社に足が向かず、気づいたら病院で診断書を出されて休職することになりました。

 

休職中に考えたこと

2015年の12月に休職をしましたが、この期間は本当につらかった。

起きてからずっと「これからどうしようか?復帰できる?辞める?」と頭の中を堂々巡り。

 

せっかく就職した世間から見れば一流企業の席を自ら捨てるのか。

それともなんとか復帰しようか。

 

毎日いくら考えても答えは出てきませんでした。

 

本音を言えば今すぐ逃げたい。

でもせっかくつかんだものを手放すのも怖い。

そしてなにより辞めると決断した時の先輩、同僚、家族など周囲の目が怖い。

 

結局最後は自分の気持ちに正直なり、逃げる道を選びました。

最終的には周りの目ではなく「自分の気持ち」に正直になろうと思ったからです。

 

辞めてからの葛藤

これは正直めちゃくちゃあります。

どうしても「あの時辞めていなければ今頃は」などと考えることもたまにあります。

 

でも失ったもものもあったけどその分得られたものもたくさんあったということを忘れないようにしなきゃと思っています。

 

辞めていなければ、今の妻に出会うこともなかったし、そしたら子供にも会えていませんでした。

そしてパーソナルトレーナーという仕事にも出会うことはなかった。

そしたらこれまでのお客様との出会いもなかったわけで。

 

失ったもの、「もしああしていれば」という「たられば」ではなく、今わたしが得ている出会いや縁に目を向けて豊かな気持ちを持ち続けたいと思います。

 

もし現在仕事に悩んでいる方がいたら、「答えはないんだよ。だから自分の選んだ道を答えにしていくしかないんだよ」とお伝えしたいと思います。

 

以上、あつぱぱでした。

押忍!